F1界の“帝王”と呼ばれた男、エンツォ・フェラーリの情熱と狂気に満ちた生き様を圧倒的熱量で描く衝撃の実話『フェラーリ』が7月5日(金)より全国公開される。
製作・監督は『ヒート』、『インサイダー』など数々の傑作を生みだし、『フォードvsフェラーリ』では製作総指揮を務めた巨匠マイケル・マン。構想30年、マイケル・マン監督のキャリア最大の野心作にして、真の映画が持つ凄みと興奮に満ちた超大作が日本上陸。
主人公エンツォ・フェラーリにアダム・ドライバーをはじめペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシーなど豪華実力派俳優が集結。「壮大で濃密なドラマ(ギレルモ・デル・トロ)」、「名優たちの競演(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)」、「傑作(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)」と世界の名匠たちからも激賞を浴びる本作。
元レーサーにして、カーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させたエンツォ・フェラーリ。だが、その私生活は謎に包まれ、1988年に亡くなってから現在まで、多くの毀誉褒貶に晒され続けている。本作は1957年、59歳だったエンツォの波乱と激動の1年を描く。
フェラーリ夫妻の猛妻・ラウラを演じたペネロペ・クルスのインタビューを含む特別映像が到着した。
主人公エンツォ・フェラーリの圧倒的なカリスマ性に負けず劣らず存在感を放つのが、オスカー女優ペネロペ・クルス演じる妻ラウラ・フェラーリ。疲れた険しい表情に、息子を喪った深い悲しみ、自分を愛さなくなったエンツォに対する怒りを漂わせる一方で、会社の存続にはエンツォ同様の情熱を注ぐ強靭な女性を演じきったペネロペ。その圧巻の演技で、今年の全米俳優組合賞など13もの賞を受賞及びノミネートを果たし高い評価を得ている。
撮影を振り返ったペネロペは「彼女の人物描写を読んで大きな不安を抱いたの。役に真実味を与えられるか自信がなかった」と、息子の墓の前では涙を見せる母であり、夫エンツォには迷うことなく発砲する衝動的で不安定なラウラを演じるにあたり不安があったことを明かす。しかし、夫妻が当時住んでいたアパートを監督と訪問したペネロペは「壁紙を見て、私たちは感じるものがあった。彼女を理解し、愛情を感じた」と当時のラウラの心境には相反する華やかな模様に彩られた部屋を見て、怒りや喪失に埋もれた彼女の女性らしい心を理解することができたという。マン監督はアパートを訪問後、壁紙を忠実に再現。「壁紙に彼女の心を映し出すようにした。陽気で衝動的なラウラのね」とペネロペと二人で感じたラウラの本来の姿を振り返った。
「早い段階でペネロペに決めていた。人の目を気にせず手厳しいところは、まさにラウラそのものだ」とマン監督も太鼓判を押すほどペネロペのはまり役となったラウラ。自動車史上最高のブランドであるフェラーリを陰で支え続けたラウラの生き様とオペラのごときドラマを是非劇場で見届けてほしい。
監督:マイケル・マン(『ヒート』)
脚本:トロイ・ケネディ・マーティン
原作:ブロック・イェイツ著「エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像」
出演:アダム・ドライバー、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシー
2023年|アメリカ|英語・イタリア語|カラー・モノクロ|スコープサイズ|132分|原題:FERRARI|字幕翻訳:松崎広幸|PG12
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ © 2023 MOTO PICTURES, LLC. STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:www.ferrari-mo... 公式Twitter(@FerrariMovieJP): / ferrarimoviejp
Негізгі бет ペネロペ・クルス、夫に発砲する猛妻を熱演 映画『フェラーリ』特別映像【2024年7月5日公開】
Пікірлер