夏の終わりの3部作。
「バス停まで」「砂のイニシャル」に続いて「忍びよる秋に」です。
現実感の希薄な恋の物語は、生活感の希薄な避暑地の風景によく似合う。
北海道で育った私には「避暑地」というイメージが希薄だ。
若い頃、長野の別荘地を初めて見て「これが避暑地」なんだなぁ、と
人工的な森は大自然のそれと違うクールな表情があり、
大人をイメージさせた。
沖縄を避暑地とは呼ばないが、
誰もいなくなった海辺のリゾートホテルの白の外壁は
私の好きな「夏の背中」そのもの。
60年代のヨーロッパ映画を気取って最後に「fin」を入れてみた。
Негізгі бет 忍びよる秋に
Пікірлер: 24