組曲「展覧会の絵」では「プロムナード」と「キエフの大門」を取り上げてきましたが、次は「サミュエル・ゴールデンベルクとシュミイレ」です。この曲にはテレビなどで演奏されている映像を見るとピッコロトランペットが使われています。楽譜ではトランペットのC管で書いてありますが、普通はピッコロトランペットが使われているようです。高音域が出てくるので使われるのだと思いますが、私の経験ではピッコロだと高い音が出しやすいというのではなく、普通のトランペットと同じくらいきついのです。さてこのピッコロトランペットがどのように再現できるか楽しみにしながら入力しましたが、予想通りに細かい装飾音もきちんと、本物の演奏のように再現されました。さてこの曲は、ムソルグスキーの友人であったハルトマンが描いた、金持ちのユダヤ人、ゴールデンベルクと貧乏なユダヤ人、シュミイレの絵に基づくものです。木管と弦5部のユニゾンによる威厳に満ちた旋律がゴールデンベルクを、前述のミュート付きトランペットによる貧弱で落ち着かない旋律がシュミイレを対照的に表現しています。その後2つの旋律が激しく対立するように鳴り響きます。なお、楽譜の最下段にピアノの楽譜がありますが、ムソルグスキーが書いた原曲で、実際にはオーケストラと一緒に演奏されないので音は出ないように設定してあります。
0:00 (再生開始)
0:01 レッスン番号 56 金持ちのユダヤ人ゴールデンベルクを表す、木管と弦5部のユニゾンによる威厳に満ちた旋律
0:34 〃 58 ミュート付きトランペットによる貧弱で落ち着かないシュミイレを表す旋律
1:08 〃 60 2つの旋律が激しく対立するように鳴り響く
1:35 〃 62 (後奏)
組曲「展覧会の絵」より“プロムナード”ムソルグスキー作曲 ラヴェル編曲 はこちらです。
• PCでオーケストラ 組曲「展覧会の絵」より“...
組曲「展覧会の絵」より“キエフの大門”ムソルグスキー作曲 ラヴェル編曲 はこちらです。
• 組曲「展覧会の絵」より “キエフの大門” ...
オーケストラ#ムソルグスキー#ラヴェル#展覧会の絵
Негізгі бет 組曲「展覧会の絵」より“サミュエル・ゴールデンベルクとシュミイレ” ムソルグスキー作曲 ラヴェル編曲(PC版オーケストラ)
Пікірлер