曲目:祝典のための音楽
作曲:Philip Sparke
指揮:津田雄二郎(客演指揮者)
♪曲紹介♪
この曲は 1985 年の全英ブラスバンド選手権、ユース部門決勝の課題曲として作曲されました。原曲はブリティッシュバンド編成の曲で、後の 1987 年にフィリップ・スパーク氏自身の手で再編されたものがこの吹奏楽版です。楽章は 3 つあり、全て連続して演奏されます。
I:Con Brio
Tp.の爽やかなファンファーレで曲が幕を開け、爽快に音楽が進んでいきます。エネルギッシュな第 1 主題と伸びやかな第 2 主題を経た後に、様々な要素が加わって曲が発展していきます。キャッチーなメロディは思わず口ずさみたくなるほど印象的です。
II:Andantino
1楽章とは打って変わってゆったりとした楽章です。Bsn.のソロから段々と木管楽器が加わっていきます。主題が奏でられた後、Bsn.と BbCl.のソロに入ります。明るいのにどこか寂しさを感じさせるメロディは心に染みるものがあります。徐々に盛り上がり、Maestoso で雄大なフレーズが流れた後、再び静かになっていき、楽章が終了します。
III:Vivo
再びテンポが速くなり、1 楽章とは違うエネルギーを持って曲は進みます。スピードを緩めずにクライマックスに向かい、1 楽章に使われたファンファーレを再現しながら、堂々と曲が終了します。
(東京大学吹奏楽部五月祭演奏会パンフレット(下記リンク)より)
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