阿比留吉幸。豆酘で阿比留船具店を営む一本釣り漁師。
九州と韓国の間に位置し長崎県に属する対馬島。南北に82km、東西18kmと細長く、九州本土への距離は132km、朝鮮半島へ49kmと極めて国境の島である。島のほとんどが山地形であり農地は希少。島周辺海域は対馬海流(暖流)による日本屈指の好漁場である。
最南端に位置する豆酘港は、神崎と豆酘崎に挟まれた水深の深い良港であり、強い北風の際には多くの船舶が停泊する国際避難港に指定されている。古代大陸航路の要津でもあった豆酘集落には多くの貴重な文化や史跡が今なお残る。
曳き縄漁。疑似餌をつけた釣り糸を船で曳き回し、遊泳能力の高いマグロ、カツオ、ブリ、サワラなどを獲る。対象魚種の遊泳層で仕掛けを曳く為に、ビシ鉛や潜航板を使用する。疑似餌の動きや潜航板の形状には漁師ごとの創意工夫が見られる。
2014年3月28日、出港0630、帰港1700。
釣果;サワラ12本、大ブリ2本、ワラサ12本
ビシ鉛から潜航板まで150〜200m、潜航板から疑似餌まで5ヒロ。
水深60m〜80mの海域を速力5knotで航行し、狙いの棚は50m付近。
Негізгі бет 140324_阿比留吉幸(長崎県対馬市厳原町豆酘)【曳き縄漁】
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