The Sessho-seki, or "Killing Stone", is an object in Japanese mythology. It is said that the stone kills anyone who comes into contact with it. The stone is believed to be the transformed corpse of Tamamo-no-Mae, a beautiful woman who was exposed to be a nine-tailed fox.
アニメやゲームにによく登場する玉藻前、殺生石、#九尾の狐 についての物語を、#やさしい日本語 #EasyJapanese でまとめました。
室町時代に御伽草子に登場したころ、尾は2本だけで、九尾でもなければ、中国もインドも関係なかったようです。その後妲己や殺生石と関連付けられました。マガダ国斑足王伝説は、仏教説話として輸入されたものです。
能『殺生石』は、殺生石の前で声をかけてきた人が、実は玉藻前の霊で、和尚がそれを成仏させるというストーリーです。
お詫びと訂正:コメント欄でご指摘いただきました通り、玉藻前の幼名は「みくずめ」です。動画内で「みずくめ」と言っているのは間違いです。申し訳ありません。
参考
京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item...
Studio Yamimin 玉藻前伝説
yamimin-planet.com/nine-tail-...
the 能.com 殺生石
www.the-noh.com/jp/plays/data...
スクリプトーーーーーーーーーーーーーー
「だれだ、おまえは。どうやって入った?」奈良時代、唐から日本へ帰る船で、船員たちは、貨物の中に隠れていた女の子を見つけました。「この船は、もう唐へは戻らないぞ」
船員たちは困りました。しかし、海へ落とすこともできません。しかたなく、女の子を日本へ連れて帰りました。日本へ着いた後、その女の子は、どこかへ消えてしまいました。
平安時代の終わりごろ、あるところに、とてもきれいな女の子がいました。名前は、藻女(みずくめ)です。お父さんも、お母さんも、いません。子どもがいない夫婦が、藻女を拾って育てていました。
18歳の時、藻女は鳥羽上皇の宮へ行って、女官になりました。誰よりも美しくて、誰よりも頭がよかったから、鳥羽上皇はすぐに藻女が好きになりました。
ある晩、上皇の管弦の宴の途中、強い風が吹いて、灯りが全部消えました。そのとき、暗闇の中で藻女の体が強く光って、満月のようにあたりを照らしました。ほかの人たちは怪しみましたが、上皇は「藻女には聖なる力がある」と喜びました。それから上皇は藻女を「玉藻前」と呼んで、いつもいっしょにいました。
そのころから、上皇は体の調子が悪くなりました。はじめは風邪だと思いましたが、だんだん悪くなって、とうとう起きることができなくなりました。医者は「これは私たちが治すことができない病気です」と言いました。それで陰陽師を呼びました。陰陽師、安倍泰成が占って、言いました。「病気の原因は、玉藻前です。今すぐ玉藻前を、宮から追い出してください」
みんなは驚きました。泰成は、説明しました。
「みなさん、中国の妲己の話を知っていますか。昔、殷の国に、紂王という王がいました。強くて賢い、いい王でしたが、妲己と結婚してから、暴君になりました。それで、殷は滅びました。妲己は妖怪、九尾の狐だったんです。若くてきれいな娘の体を乗っ取って、王をたぶらかしていました。
九尾の狐は、それから天竺へ行きました。そこで斑足王と結婚しました。それで、斑足王も暴君になりました。九尾の狐は、それから日本へ来ました。私たちの目の前にいる、玉藻前です」
「ばかばかしい。でたらめだ」
上皇は怒りました。しかし、泰成が真言を唱えると、玉藻前の変身が解けて、尾が九本ある狐の姿に戻りました。狐はすぐに、逃げ出しました。
九尾の狐は那須野まで逃げました。しかしそこで、上皇の討伐軍に討たれました。
死んだ九尾の狐の体は、黒い石になりました。その石は毒を出して、近づく生き物をみんな殺しました。それで、那須野の人々はその石を「殺生石」と呼びました。
至徳2年、玄翁和尚という人が那須野を歩いている時、大きい黒い石を見ました。鳥や蝶がその石に近づくと、次々と落ちて死にました。不思議に思って見ていると、近くの人が言いました。
「お坊様、その石に近づいてはいけません。九尾の狐の怨霊です。近づいたら、死にますよ」
その人は玄翁和尚に、玉藻前の伝説を話しました。
「そうですか。しかし、このままではよくない。私が怨霊を鎮めましょう」
玄翁和尚はお経を唱えて、杖で殺生石を打ちました。すると、石は砕けて、日本各地へ飛び散りました。
その一つが、今も栃木県の那須町に残っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーおわり
Негізгі бет Learn Japanese Through Story (N5):玉藻前と殺生石/Lady Tamamo and the Killing Stone
Пікірлер: 18